「子どもがいる交際相手と結婚を考えているんだけど、うまくいくのかな・・・」
「再婚したいけど、子連れだと難しいよね・・・もう失敗したくないし・・・」
これから子連れ再婚をしようと考えてる方は不安になったりすることがありますよね。
でも大丈夫です!
家族になる全員の気持ちを尊重し、大事に思う気持ちがあれば、
子連れ再婚・ステップファミリーでも幸せになれます!
ところで、ステップファミリーって?
どちらか一方の親か、または両親それぞれに連れ子がいる状態で結婚した家庭のことをステップファミリーと呼びます。
わが家もステップファミリーです♪
わが家の場合は、長女は夫の連れ子、次女は私の連れ子です。
それぞれどんな人柄かは自己紹介に触れてますので、よかったらこちらの自己紹介もご覧ください。
そして再婚後長男を授かりました。
再婚後生まれた赤ちゃんのことをセメントベビーと呼んだりします。
周りからはちょっと複雑な家庭だと思われがちなこの環境ですが、わが家はとても穏やかで幸せな日々を過ごしています。
再婚してもうすぐ3年、子どもたちも思春期、反抗期、受験といろいろなことはありましたが、家族として大きなトラブルは一度もありません。
そんなももたろーと夫が再婚するにあたって考えたことをこの記事でお伝えします。
再婚してから気を付けていることについては後編でお伝えします。
大丈夫!ステップファミリーでも幸せになれます!
あなたの幸せの一歩となりますように。
最も大事なこと
子どもの気持ちも、自分の気持ちも大事にしよう
どんな時でも忘れてはいけないのは、子どもの気持ちが一番大事ということです。
でも、もう一つ大事なのは自分の気持ちも大事ということ。
ステップファミリーが初婚同士の結婚と違うのは、子どもが最初からいることです。
そのため子どもの存在、子どもの気持ちを無視して自分たちだけ楽しんでも絶対に幸せにはなれません。
子どもが楽しそうにしていなければ、子どもが不満を持ってれば、今は何とかなっていてもその不満がいつかどこかで必ず亀裂を生じさせます。
ですので、何よりも重要なのは子どもの気持ちです。
ただ、子どもの気持ちだけが重要なのではありません。
自分の気持ちも大事にしてほしいと思います。
なぜなら子どもの気持ちばかりを優先して、自分が犠牲になってはストレスが溜まります。
そのストレスは不満となり、どこかで亀裂を生じさせます。
連れ子を実子と比べてしまいかわいいと思えないという感情が出ることもあると思います。
そう思ってしまう自分を責めるのではなくて、自分の気持ちを認めてあげてください。
かわいいと思えないというのは感情なので自分ではどうしようもなくても、一呼吸おいてその感情は仕方ないと自分の気持ちを認めた上で、連れ子のことを大事にするという行動ができればそれでいいと思います。
実際、今の夫と交際中に私は友人に「相手の子どももかわいいと思える?そこが難しいよね。」と言われました。
長女(夫の連れ子)は素直でとてもかわいかったので考えたこともなかったのですが、それからいろいろ考え、今後ずっとかわいいと思えるとは限らないと思いました。
ただ、実子に対しても腹立つときはあるし、そこは実子だから連れ子だからと考えすぎなくてはいいのではないでしょうか。
結婚したいと思えるほどの相手の子どもだから大事にしたいという思い、そして大事にするという行動が重要です。
家族になる前のチェックポイント
連れ子を含めて大事にしてくれているか、大事にできるか
ステップファミリーでは最初から子どもがいますので、子どもとの関係性が重要になります。
これから家族になり一緒に生活をしていくのですから、子どもを大事にできなければうまくいくはずがありません。
家族になる前から子どもの気持ちを優先した行動ができるかが大事なポイントとなります。
連れ子と信頼関係が築けているか 関係は良好か 連れ子がなついているかどうか
いくら親側が大事にしていても子どもがまだなついておらず、信頼関係ができていない状況では、再婚してもうまくいきません。
子どもが「この人とならお母さんもしくはお父さんが結婚してもいいな」と思えるようになるまで、コミュニケーションをとり関係を深めていく必要があります。
実子との関係は良好か
連れ子との関係ばかりに目を向けがちですが、実子との親子関係も重要です。
実子に不安や戸惑いがあったときに子どもが相談できるような実子との親子関係がなくては、何かあったときに子どもは相談する場所がなく、我慢を強いられることになります。
結婚を決めるとき
子どもの気持ちが最優先
進級のタイミングなど子どもにとって一番ストレスがないタイミングを選ぶのは大事ですが、親の離婚、再婚で不安や戸惑いのない子どもはいません。
実子、連れ子問わず、子どもが少しでも嫌な思いをしているうちは再婚を焦らないことが重要です。
子どもが納得できていないまま再婚すると、子どもは自分の気持ちを無視されたと感じ、今後の生活をネガティブな感情でスタートしてしまうことになります。
わが家の結婚までのストーリー
私と夫は早くても結婚するベストな時期は子どもたちが高校に上がるときかなと考えていました。
そのタイミングで無理なら高校卒業してから、それでも無理なら成人してからか社会人になってからになるかなと2人で話していました。
しかし、ありがたいことに子どもたちが中学1年生のときに再婚してもいいよと言ってくれたのです。
え?でもそれじゃぁ、どちらかが転校しなくてはならないし、ほんとに大丈夫??
と私たち親の方が不安でした。
夏ごろに子供たちからその提案があったので、また気が変わってもおかしくない、急に不安になるかもしれないと思い
来年度に転校する予定で考えるけど、転校手続きができるぎりぎりの時期にもう一度聞くからゆっくり考えて。そもそももっと後でいいかなと思ってたから、もしやっぱり不安になって再婚しないでってなっても自分のせいだとは思わないでね。
と伝えてました。
案の定、冬前に転校することになる次女がやっぱり嫌かもと言ったので、いったんはキャンセルに。
その後、そのことについては、まったく触れてなかったのですが、1月終わりごろに次女がやっぱりいいよ。転校する!と言ってくれたので、中学2年生の進級時に再婚、転校という形になりました。
結果論ですが
中学で転校したことで次女には家の近所の友達もでき、楽しい中学生活を送ることができました。
私たち夫婦は高校進級時の方が引っ越し等のストレスも子どもには少ないだろうと思っていたのですが
それでは次女に家の近所の友達ができなくて、地元の友達は少し離れた場所にいるため、気軽に会うことができず、孤独感を感じたかもしれません。
今、高校1年生になる次女は電車で通学していますが、電車でほかの高校に行った中学の友達と会うこともあり、楽しそうにしています。高校進学時に引っ越ししていたらこういう風にはならなかったなと思います。
わが家の場合ですが、長女・次女の気持ちをありがたく受けとめ、全員が納得した段階で行動したのがよかったなと思います。
まとめ
家族になるということは毎日一緒にいるということです。
それが日常なのです。
家族になる前から誰かが我慢したり、頑張りすぎている状況では毎日継続していくことはできません。
だれがが常につらい思いをしてしまうことになります。
自然と全員がそれぞれの存在を尊重して大事にできている状況ができるまで関係性を深めるようにコミュニケーションをとることが、交際中に一番大事なことです。
家族は血のつながりでなくて、1つのチームだと考えています。
疲れた時は家で休み、困っているメンバーがいれば助ける。
その絆があれば血のつながりはなくても大丈夫です。
どうか幸せなステップファミリーが増えますように・・・
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