2024年1月15日午前6時55分ごろ、東京から西の空に大きな火球が現れました。
多くの方が通勤中だったので目撃情報がたくさんでています。
火球は地震の前兆ではないかと言われているので、調査してみました。
火球は地震の前兆なのか？
「火球は地震の前兆ではないか？」と不安視され、たびたび噂されることが多いです。
では火球と地震の関係について実際はどうなのか。
これまでの大地震と火球の目撃情報を調査しました！
1944年東南海地震と火球
1944年の東南海地震の前には、火球が目撃され、その後にM7.9の大地震が発生しています。
火球出現について，独立な 2 つの報告がある。
「1944 年東南海地震の前兆現象」 日本大学文理学部 東大地震研究所 静岡県地震対策課より
この２つの報告とは
①地震発生の18時間まえに名古屋市で光体が飛ぶのを見た
②地震発生直前に多くの人が三ケ根山のほうが白く光ったのを見た
という報告でした。
①については火球の可能性が高いですが、
②については地震の前兆と調査されている発光現象のような目撃情報ですね。
阪神淡路大震災や東日本大震災と火球
阪神淡路大震災や東日本大震災の前に火球が目撃されたという情報は見つかりませんでした。
ただ火球ではなく、発光現象を見たという報告はありました！
結論：火球は大地震の前兆とは言い切れない
これまでの情報から
火球が出現すると、大地震が起こると言い伝えのように噂されているだけの可能性が高い
ということがわかりました。
2024年1月15日の火球は隕石落下の可能性あり
今回の火球はかなり大きかったため広い地域で確認されています。
また早朝であったため、たくさんの方が目撃されて驚かれているようですね。
今回の大火球では衝撃波があったという報告もあり、隕石で落下した可能性があるとのことでした。
こちらに衝撃波の音も収録されています。
まとめ
調べてみると火球は日本全国で月に数回目撃情報がありましたので、
そのたびに地震が起こるとは考えられませんね。
地震の前兆や地震の予知についてはいろいろな研究や調査がされています。
地震アラートなどありますが、もっと早く地震の前兆がわかって
被害ができるだけ少なく、悲しい思いをする方がいなくなる日が来ればいいのにと思います。
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