「子連れ再婚ってやっぱりうまくいかないのかな?」
と悩んでいる方、子連れ再婚はなかなか難しいと聞くし、離婚を経験しているともう失敗はしたくないので不安になりますよね。
でも大丈夫です!
子連れ再婚、ステップファミリーをうまくいかせるコツがありますので、ぜひ参考にしてください。
この記事では結婚後気を付けることについて触れています。
結婚前に注意する点についてはこちらを。
この記事が悩んでいるあなたの力となりますように。
子連れ再婚、ステップファミリーが直面しやすい問題
連れ子に対していい親にならなければならないと頑張りすぎる
ステップファミリーが直面する問題は連れ子との関係性がほとんどです。
そのため、マジメな人ほど陥りやすいのが、
いい親になろうとして頑張りすぎてしんどい思いをしてしまうことです。
そして、うまくいかないことが続くと、精神的にゆとりがなくなり、自分自身を責めたり、連れ子との関係がギクシャクしたりします。
連れ子を叱りづらい
また
連れ子に好かれたいという思いや遠慮から連れ子を叱れないと悩むこともあるかと思います。
これも親になろうと頑張りすぎている人が陥りやすいです。
そもそも叱るとは「子どもを正しい方向へ導くために、注意すること」です。
叱ると怒るを混同しないでください。
親になったんだからしっかりしつけなくては意気込む気持ちはわかりますが、
怒るのではなく注意するという気持ちで接してください。
連れ子の実親の存在
初婚同士と大きく違うのが、連れ子にもう1人親が存在することです。
連れ子にとって離れて暮らすもう1人の親、つまりパートナーの元結婚相手ですから夫婦にとってはできるだけ触れなくない話題であり、考えたくない存在です。
しかし、
子どもにとっては実の親であり大事な存在であることを理解する必要があります。
連れ子をかわいいと思えない
これについては結婚前編でも触れましたが、どう頑張ってもずっとかわいいと思えないのは問題ですが
大事にしたいという思いや大事にするという行動ができればそれでOKです。
改善点・気をつけること
親になろうと頑張りすぎない
いい親になろうと頑張りすぎて自分自身もしんどい思いをしてしまう上に、連れ子にとっては実親のように叱られたり、しつけられることは疎ましく思うことがほとんどです。
いい親になろうとするよりも良き理解者になるように努めることをおススメします。
つまり、そんなに叱る必要はないのです。
子どもが危険なことをしたとき、他者へ迷惑をかけたとき、道徳に反する行動をしたときなど
ダメなことはダメと伝える必要がありますが、怒るのではなく諭すように話しをしましょう。
叱るときは実親経由の方がよいとよく言われていますが
わが家では子どもと接している時間が必然的に長い私が長女(連れ子)も次女(実子)に注意します。
どうしても長女に対して言いづらいときは夫に相談しますが、ほとんどありません。
逆に実子である次女に対して話すと感情的になってしまいそうな時に夫にお願いすることがあります。
叱るときは親が感情的になってしまっては、子どもも冷静に話を聞くことができません。
大事なことは夫婦で相談し、どういう風に話をするか、どちらから話をするか相談しましょう。
「お父さん」「お母さん」と強制的に呼ばせない
子どもがまだ物心つく前で離れて暮らす実親のことを覚えていない年齢なら別ですが
いくら関係性ができていたとしても急に「お父さん」「お母さん」と呼ぶことは抵抗ある子がほとんどです。
子どもにとってはよっぽどのことがない限り実親のことは大好きな存在。
別の人を「お父さん」「お母さん」と呼ぶことに罪悪を感じたり
離れて暮らす実親がもうお父さん、お母さんではないのだと喪失感を感じたりすることがあります。
では、どう呼べばいいのか?
おススメはニックネームで呼ぶことです。
結婚前からの呼び名のままで、結婚したからと言って気負わない方がいいですね。
離れて暮らしてる実親の存在を無視しない
離婚や再婚は親の都合です。
子どもが嫌がる場合を除いて離れて暮らす実親に会える環境にしてあげましょう。
離れて暮らす親のことが触れてはいけない話題ではなく、いつでも話せるしいつでも会えるという方が安心感が生まれます。
私たち大人にとってはもう触れたくない話題かもしれませんが、
ここだけは離婚再婚で子どもを振り回してしまった大人の責任として、頑張りたいところです。
連れ子と実子を区別しない
よくも悪くも区別しないということです。
実子だけかわいがったりするのはもちろんダメですが、気を使いすぎて連れ子をかわいがりすぎてもダメです。
どちらかに不公平感が生まれないようにしなければなりません。
「自分はやっぱり本当の子じゃないからなのかな」と連れ子のほうが傷つく可能性が高いのは事実です。
だからと言ってあからさまに連れ子をかわいがると、実の子が不満を持つことになります。
以前、堀ちえみさんがインタビューで、「オムライスは一番きれいにできたものも連れ子に出す」と話されていました。
私もまったく同じことをしていました。
ほんのそれぐらいのちょっとした気遣い、実の子にとってはどうでもいいようなぐらいの気遣いで十分です。
ただわが家は娘たちが中学生だったので、そんなことを気にするような年齢ではなかったのですが、あまりに実の子が低年齢だとオムライスの形でも不公平感を感じるかもしれません。
基本は区別しない、でも本人たちが気づかないぐらいの小さな気遣いをするのがうまくいく秘訣です。
うまくいかないことがあっても継親だからと思わない
上記のポイントを気を付けて、連れ子を大事にしてきたのなら
うまくいかないことがあっても実の親じゃないからダメなんだと落ち込む必要はありません。
実の親子でもうまくいかないときはあります。
仮に原因が実親じゃないからという理由だったとしても、それはどうしようもないのですから、くよくよしても仕方ありません。
連れ子、実の子にかかわらずそういう時はちょっと距離を置いて見守るようにしておきましょう。
子どものことを大事に思う気持ちがあればいつかは理解しあえる日がきます。
反抗期などの成長段階もあるので、うまくいかないからといって、あきらめないでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子連れ再婚、ステップファミリーって難しそう、気を付けるポイントもいっぱいあって大変と思うかもしれませんが
お互いを気遣い、尊重しあう
これだけで十分です。
実の親子でも同じですよね。
逆に、実の親子だとそのことをわざわざ考えず、血のつながりに甘えて気遣えないことの方が多いのではないでしょうか。
実際、私は再婚してから家族全員を気遣い尊重するという意識が芽生え、実子である次女との関係もさらに良くなりました。
子連れ再婚、ステップファミリーだからこそ見つけれた幸せな家族の形だと思います。
日々の暮らしの中でいろんな出来事があり、その中で自分たちの理想とする家族の形を作っていく。
そうすれば信頼と強い絆で結ばれた家族となる。
それは、
血縁関係でつながっている家族であろうが、ステップファミリーだろうが関係ありません。
強い絆で結ばれた幸せ家族になりましょう。
ステップファミリーは幸せになれますよ(^^♪
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