2024年５月８日から９日にかけて、太陽フレアが連続で観測されています。
以前、太陽フレアによる最悪のシナリオで「スマホやテレビ、ラジオが2週間断続的に使えなくなる」と報告され、話題になりました。
スマホが使えなくなるというのは現代において、最も危機的状況ですよね。
今回の太陽フレア発生に伴い、通信障害の可能性があるのか、それはいつからいつまでなのかを調査しまとめました。
最大規模の「太陽フレア」が発生
太陽フレアとは何？簡単に解説！
太陽フレアとは、太陽の表面でおきる大爆発です。
大きな黒点のまわりでときどき起きる現象です。（国立科学博物館HPより）
太陽フレアには、発生するエックス選の強度によってレベルが分けられています。
太陽フレアが発生するとエックス線などの強い放射線や電気を帯びた粒子を放出し、規模が大きいと地球の磁場が乱れる磁気嵐が起きる。 その規模は発生するエックス線の強度によって最大のＸ、Ｍ、Ｃ、Ｂ、Ａの順に５段階に分類され、段階が一つ上がる度に規模は約１０倍強くなる
sankei.comより引用
今回、2024年５月８日から9日に観測された太陽フレアは、最大レベルのXレベルとのこと。
そのため、磁気嵐が発生し、通信障害を引き起こす可能性があるそうです。
大規模な太陽表面の異常爆発「太陽フレア」が８～９日にかけて連続で観測され、１１日にも通信障害を引き起こす「磁気嵐」が発生するのではないかと警戒が広がっている
sankei.comより引用
太陽フレアによる影響や被害
太陽フレアが起こると、地球上の社会インフラがダメージを受けることがあります。
太陽フレアによって影響を受ける分野は、「通信・放送」「電力使用」「GPSなどの測位利用」「衛星運用」「航空運用」「有人宇宙活動」など。
総務省は2022年、100年に一度の規模のフレアが発生した場合の「最悪のシナリオ」を想定した報告書を発表しました。
報告書では、「スマホやテレビ、ラジオが2週間断続的に使えなくなる」「タクシーや列車の無線で2週間断続的に通信障害が発生し、公共サービスの利用が困難になる」などがありました。
スマホが使えなくなるのはいつからいつまで？
今回2024年５月に発生した太陽フレアは最大規模のXレベルであったため、磁気嵐が発生し通信障害の可能性があると言われます。
では一体いつからいつまでスマホが使えなくなる可能性があるのでしょうか。
太陽フレア発生から、磁気嵐により多くのインフラが影響を受けるまでには、2、3日程度かかるそうです。
つまり今回の太陽フレア発生による通信障害の可能性は５月11日早朝から５月12日にかけてです！
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